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【防府競輪】決勝は番手回りの増成富夫

2021/08/17(火) 18:00 0 0

防府競輪場で16日に開幕した「SPEEDチャンネル杯」。準決勝4レースで2着の増成富夫に話を聞いた。

「とにかく先手を取らないと」と話す増成富夫

「今日は負け」。 レース直後、最初に出たのがこのひと言だった。2着だったからではない。ラインで上位独占を決めたが、3番手から捲りになった内容に、到底、満足できなかったのだ。

 前受けになった新人の川藤幸大に突っ張られ、3番手に入り直した。そこからの捲り勝負。結果だけ見れば問題なしでも、ずっと先行主体に戦ってきた男のプライドが許さないのだろう。

 「2回、合わされた。ダメじゃ。あんまり良くないな。セッティングをやり直す。(内村)竜也が3番手に入れてくれたから展開が向いただけ。成績はいいけど、ヘタクソだった」。

 次々と反省の弁。レース後はじっくりと、今回から使用している新車と向き合っていた。決勝は地元トリオと、後輩の橋本凌汰-増成で中国勢は別線勝負に。橋本とは初連係である。

「最近は人の後ろも増えてきた。成績は良くないけど、気持ち的には後ろの方が楽かな」。

 連勝で勝ち上がった新人の橋本は、後ろが大先輩の増成で「とにかく先手を取らないと」と戦々恐々。増成の前を回る以上は、それなりのレースをしなければならない。本格デビュー後、3場所目のルーキーにとっては、なかなかタフなミッションなのだろう。橋本の走り、そして増成は番手で恵まれるのか、興味深い決勝戦だ。(netkeirin特派員)


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