2025/06/11(水) 13:39 0 2
四日市競輪のナイター「BNR大阪・関西万博協賛(GIII)」は、12日、初日を迎える。今節の見所は以下の通り。(町田洋一)
岸和田の高松宮記念杯(GI)に出場しても人気になる纐纈洸翔。ヤンググランプリの覇者であり、協賛GIIIなら堂々とメインを張れる。4月に2度落車しているが、ここ2場所の動きは悪くない。中部地区の開催で地の利もあり、スパーンと捲ってしまうだろう。自在選手の谷口遼平だが、地元戦であり、若手の援護役に回りそう。中部は他にも売り出し中の栗山和樹がいて戦力は整っている。
九州は前回の岸和田で優勝している林大悟が乗れている。決勝は岩谷拓磨を使っての番手捲りだったが、シリーズを通して動けていた。同県の嶋田誠也とタッグを組み、このコンビのワンツーも十分。
北日本と関東はメンバーを見たら小粒。南関はド先行の野口裕史がいて、ノーマークだと、スイスイ逃げ切ってしまうかも。援軍は簗田一輝と佐藤龍二。
近畿は中井俊亮と中西大で、このクラスなら怖い自力選手。個性派の伊藤信は、どこかで一発、穴を出しそう。中四国は、片岡迪之、久米良、原田研太朗、渡部哲男が点数を持っている。淡泊なハラケンだが、混戦なら鮮やかに捲ってしまうだろう。
ガールズケイリンの競走得点トップは元砂七夕美。前回、優勝しているが、マーク選手。楽に番手を確保なら鋭く伸びるが、展開次第となる。自力メインに走っている畠山ひすい、村田奈穂と渡部遥は自分でレースを作れる有利さがある。アイドルレーサーの河内桜雪は勝負強く、中野咲もレース巧者の走りをやれる。