2021/08/17(火) 17:30 0 0
山口龍也は防府バンクは今回が初登場だった。それなのに「相性はいいのかなって思っていたんです」。なぜなのか。
「師匠(佐藤幸治)が去年のFIで優勝したし、直前のFIも準優勝でした。そして妹(伊吹)の初優勝が防府だったんです。走ったことがないのに、勝手に自分もいいんじゃないかと。決勝に乗れなくて残念でした。妹みたいにここで初優勝できれば良かったけど…」。
チャレンジ戦を含めてまだ優勝はゼロ。“今回こそは”の意気込みで臨んだが、準決勝3着で惜しくも優出を逃した。それでも「セッティングとかギアとかを変えてきたけど、ここ2場所に比べたらいい感触で走れている。最終日はしっかりと1着で帰りたいですね」と今後に手応えをつかんだ様子。
現在はどうしても“山口伊吹の兄”という枕詞がついて回ってしまう。
「本当は妹を“山口龍也の妹”と呼ばせるようにしたかったんですけどね。なんとも言えない感じはあるけど、妹も頑張っているし、2人で頑張っていけたらいいかな。お兄ちゃんだし、もっと頑張らないといけないんですけど」。悔しさを噛み殺して笑顔で語ってくれた。
龍也の高校時代の大会を観に行って、自転車競技に興味を持ったという伊吹。7月9日の地元戦の2日目にゴール後落車してしまい、その後は欠場が続いているが「室内での練習は始めていますよ」と、妹の近況を教えてくれた。伊吹ファンにとっても朗報だろう。2人で高め合っていくためにも、次節以降でそろそろ初Vという結果がほしい。(netkeirin特派員)
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