今開催は「サテライト信州ちくま杯」の冠が付いており、S級の長野籍からは中嶋宣成が参戦。その中嶋は6月の大垣から5節連続で予選連対(4勝2着1回)と充実ぶりが目立っている。前回の富山記念こそ一次予選で大敗したが、これは外枠がある中で町田太我の突っ張り先行に屈したためで度外視できる。

「富山記念の初日は町田君をはじめ動く選手が多かったし、しょうがない(苦笑)。右鎖骨に入っていたプレートを抜くために(玉野FIを)一本欠場しました。今まで特に気になることもなかったけど、抜いてみたらやっぱり全然違ったし楽になりました(笑)。練習ではスピードも出ていていい感じだったので(自分自身に)期待しています」と談話からも自信が伝わってくる。

　初日は堀内俊介との二分戦。堀内も調子を上げており強敵には違いないが、自慢のスピードで制圧してみせる。(netkeirin特派員)