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富山競輪G3(準決勝)レポート

2024/08/31(土) 21:00 0 1

2024年8月31日 富山競輪
大阪・関西万博協賛
開設73周年記念「瑞峰立山賞争奪戦」G3(3日目)

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【富山競輪G3(3日目)10R=S級準決勝】
太田龍希藤井侑吾を突っ張って先行態勢に入る。太田の番手で森田優弥が車間をあけて後続をけん制。最終2コーナーから3番手の4・石塚輪太郎、5番手の3・菅田壱道が捲り発進。最終BSでは森田も番手捲りで応戦する。石塚、菅田ともに最終3コーナーで森田を捕えると、捲り切った石塚が1着。2着に菅田。菅田マークの内藤が3着に入線した。

1着/石塚輪太郎(S1・和歌山105期)
今回成績:一1・二4・準1
G3優勝:0回
G3決勝:6回目(23年2月伊東温泉以来)

関東ラインの前受けは想定内でしたが、藤井(侑吾)君の後ろ攻めが想定外だったので、どう出てくるのか気にしていました。(関東ラインの)番手が森田(優弥)だったので、簡単には越えられない、合わされたら仕方ないと、(最終BSは)自分のタイミングで思いきり仕掛けました。最終3コーナーで、また森田が復活してきている感じだったので、一杯いっぱいでした。昨日(2日目)、長い距離を踏み、今日も1着を取れているので、調子はいいと思います。

(決勝は)自力。頑張ります。

2着/菅田壱道(S1・宮城91期)
今回成績:特3・二1・準2
G3優勝:4回(22年7月福井

今日は、藤井(侑吾)君が全開で突っ張るとの思いがあったのですが、太田(龍希)、森田(優弥)ラインも後ろ攻めから、それを喰らうのは嫌だろうと思ったので、前からの組み立ても十分あるなと思い、スタートに集中していました。展開が向きましたね。森田君がだいぶ車間をあけていたのが見えたし、石塚(輪太郎)君がそれをうかがっているのも見えたので、出し抜いてやろうと思ったのですが、(最終BSは)全員が同じタイミングで踏み出したので、すごく苦しかった。でも、なんとか内藤(秀久)さんまで引き連れることができたので、(レース)内容としては良かったと思います。

決勝は、新山(響平)君の後ろ。番手。

3着/内藤秀久(S1・神奈川89期)
今回成績:一1・二4・準3
G3優勝:0回
G3決勝:21回目(23年12月別府以来)

菅田(壱道)に付いていくことだけを考えていて、横に来た人のことは考えられなかったです。いつも通り本能で動いていました。菅田は、責任のある自力で、前の時はちゃんと動くレースを見ているので、やる時はやる選手だと思っています。2人で(決勝に)上がれてめちゃくちゃ嬉しいです。今回、思ったよりも疲労がたまっていない感じがしますし、脚に余裕があったレースだったと思いました。明日に期待したいと思います。

決勝は、北日本ラインへ。4番手。

10Rレース結果

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【富山競輪G3(3日目)11R=S級準決勝】
赤板過ぎに5・新山響平が6・松本秀之介を叩いて東北ラインが先手を握り、3番手で9・吉田拓矢が続く。新山の先行で一列棒状になり、最終2センターから吉田も仕掛けるが、新山が逃げ切り1着。新山マークの守澤太志はゴール前詰めるが2着。3着に吉田が入線した。

1着/新山響平(SS・青森107期)
今回成績:特2・二2・準1
G3優勝:4回(20年3月玉野

前受けの南(潤)君が突っ張れば、緩んだところを仕掛けようかなと思ったのですが、先に松本(秀之介)君が前に出て少し流してくれたので、自分が前に出られました。打鐘過ぎでは、少しコーナーの上の方を走ってスピードに乗せたのでスピード差がうまれたと思います。力を均等に使い、最後まで粘れたと思います。

決勝は、自力です。

2着/守澤太志(S1・秋田96期)
今回成績:特6・二2・準2
G3優勝:4回(23年12月別府

残り2周、松本(秀之介)君が踏んでいたので、(新山)響平君がけっこう脚を使っているのかなと思ったのですが、強かったですね。最終HSでは、(新山との)車間を切る感じの方が2人で決まるかなと思って切りましたが、強すぎました。差せなかったです。北3人で勝ち上がれたので、決勝も頑張ります。

決勝は、北日本の3番手。


3着/吉田拓矢(S2・茨城107期)
今回成績:一2・二1・準3
G3優勝:6回(24年6月取手

前(新山響平のライン)が強くて、力不足を感じました。最終BSで(スピードが)垂れてくるかなと思ったのですが、伸びていった感じがありました。自分の状態は、昨日まではいいと思ったのですが、今日は打ちのめされた感じがありますね。悔しいです。気持ちを切り替えます。

決勝は、単騎。

11Rレース結果

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【富山競輪G3(3日目)12R=S級準決勝】
青板BS過ぎに青野将大坂井洋を抑えて先頭。青野がペースを上げて先行態勢に入り、4番手に9・坂井洋、6番手に1・古性優作、8番手に纐纈洸翔の隊列となる。打鐘前から纐纈が仕掛けると、坂井マークの諸橋愛がけん制し、あいた内に古性が追い上げる。青野の先行で番手で井上昌己が車間をあける。最終2コーナーから坂井が捲りに出ると、井上が合わせるが、両者の間を古性が狙う。それを凌いだ井上が抜け出して1着。2着に古性。井上後位の香川雄介が3着に入線した。

1着/井上昌己(S1・長崎86期)
今回成績:一1・二2・準1
G3優勝:10回(15年12月佐世保

青野将大が)すごくいいペースで行ってくれました。あの感じでは、誰も来られないですね。連日の仕上がりだと(最終)ホームから古性(優作)が来るのかなと、そこだけが怖かったです。これからは(青野将大が)敵のことが多いので、嫌な感じですね。今日、2周半いったら、付きバテするかなと思ったのですが、意外に楽にまわれたので、感じは悪くないと思います。

決勝は、近畿ラインの後ろ。3番手。

2着/古性優作(SS・大阪100期)
※チャリレンジャー
今回成績:特1・二1・準2
G3優勝:11回(24年5月函館

赤板くらいで纐纈(洸翔)君がカマシにくると思っていて、そこをスイッチして叩けたら楽にレースができるかなと思ったのですが、青野(将大)君のかかりがすごかったですね。最終2センターは、坂井(洋)君の上を行こうと思ったのですが、スピードが合う感じで、入るところは無かったのですが、前に吸い込まれていった感じでした。脚力があれば行かなくていいのですが、(脚力が)無いですね。精神的疲労もありますかね。明日までに精神的疲労をとるようにして、準備できるように頑張りたいです。

決勝は、(石塚)輪太郎の後ろ。番手。

3着/香川雄介(S1・香川76期)
今回成績:一2・二4・準3
G3優勝:3回(08年10月観音寺)

青野(将大)は、強かったね。僕は展開に恵まれた感じですね。連日ツキがあるだけ、少しでもいい着をとって次に繋げたいですね。

決勝は、(井上)昌己君の後ろ。近畿、長崎ラインの4番手。

12Rレース結果

※G3優勝の( )は前回の優勝
※G3決勝の( )は直近の優出

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【最終日12R=S級決勝】
1/守澤太志(S1・秋田96期)
2/古性優作(SS・大阪100期)
3/内藤秀久(S1・神奈川89期)
4/井上昌己(S1・長崎86期)
5/吉田拓矢(S2・茨城107期)
6/石塚輪太郎(S1・和歌山105期)
7/新山響平(SS・青森107期)
8/香川雄介(S1・香川76期)
9/菅田壱道(S1・宮城91期)

注目の並び想定は、
7新山-9菅田-1守澤-3内藤
6石塚-2古性-4井上-8香川
5吉田(単騎)

レースは、新山響平の番手に、初日特選同様に菅田壱道守澤太志と並び、その後ろに内藤秀久が付く北日本と神奈川の4車ライン。
石塚輪太郎には古性優作。その後ろに井上昌己香川雄介が続く近畿、長崎、香川の4車ライン。
そして、吉田拓矢は単騎の競走となった。
連日主導権を握る戦いの新山が、決勝も先行で力を発揮しそうだ。そうなると、新山の逃げ切りや、ラインから優勝者が出る可能性は高いか。しかし、力強い競走で勝ち上がる石塚が、番手に古性を付け、何としても主導権を握る走りをすると、古性優作がオールスターからの連続優勝も。もつれる展開になれば、単騎となった吉田の出番もあるか。 333の富山バンクで繰り広げられるシリーズは、いよいよ決勝。この激戦模様の一戦を制するのは誰か。大注目の決勝は16時35分発走予定です。
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富山競輪の直近レースレポート】
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