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【前橋競輪】連勝ゴールの浮島知稀が地元初優勝を目指す!

2024/08/17(土) 18:30 0 0

前橋競輪「日刊スポーツ杯・鈴木保巳メモリアル(FI)」が17日に2日目を迎えた。最終日11RのS級決勝を走る浮島知稀に話を聞いた。

「たくさん地元に呼んでもらえるように頑張りたい」と話した浮島知稀

 初日は逃げ切り、準決勝はねじ伏せる捲りで連勝ゴールの浮島。地元線は2度目だが、前回は1・2班の一発目の準決勝で伊藤裕貴にやられて優出ならず。今度こそはの気持ちでの参戦だろう。

「前回は準決勝でコテンパンにされてしまった。地元で完全優勝をして、たくさん地元に呼んでもらえるように頑張りたい」と決勝へ意気込んでいた。

 順調にステップアップをしている浮島はこのまま順調にいけば、来期はS級デビューが待っている。そのことについて聞いてみると「今期から1班になって、特選からスタートしているけど、それは大きい。予選だとあわや飛んでしまうときもあるけど、特選だと走り方を含めて、レースで試せる。今後もS級に向けてやっていきたい。(同県同期の)篠田幸希さんは先にS級デビューをしたけど、本当に強い。自分も頑張らないと」と身近な同期の存在も源になっていそうだ。

前検日に撮影した浮島知稀(左)と櫻井学

 別線の森山智徳は「浮島君だけ力が抜けていますね。本当に強い。S級でも通用する脚を持っている」。初日特選、そして決勝とマークする武藤篤弘は「彼は先を見据えた走りをしている」と先輩達から太鼓判を押されている。本人にそのことを伝えると「そんなことはないですよ」と謙遜しているが、戦歴を見ても納得のいく力を持っている。

 ちなみに今回の冠となっている鈴木保巳。地元の櫻井学は物心が付く前から鈴木にお世話になっており、開催前からかなり気合が入っていた。そして浮島はあとから合流したようだが、櫻井と同じ『鈴木グループ』で練習をしているそうだ。

 S級も含めて地元で決勝に上がったのは浮島のみだし、先輩の分も頑張りを見せてくれることだろう。(アオケイ・宮本記者)

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