2024/07/22(月) 13:15 0 6
積極的に仕掛けた渡口勝成をうまくサポートした久島尚樹が、直線鋭く追い込んで1着。これが通算200勝目となった。
「うれしいですね。渡口君とは初連係だったけど、良いレースをするのは知っていたので。自分も落ち着いてサポートしました」と前で頑張ってくれた後輩に感謝した。
2011年のデビューからここまで順調に白星を積み重ねてきたが、今年は1月末の名古屋で落車した影響で苦しい戦いを強いられてきた。
「また左鎖骨をやってしまって…。(GI出場の権利を持っていた2月の)全日本選抜はさすがに間に合わなかったのから3月のウィナーズカップからムリヤリ復帰したけど、やっぱり全然ダメで…。そのあともう一度、しっかり休んで、だいぶ良くなってきました。絶好調とはいえないけど7、8割は戻ってきたかな」
思い出の勝利には「S級初優勝の時と、同県の後輩の田村大とワンツーが決まったレース(5月函館記念3日目)」を挙げたが、“次はGIで1着を取れるように”という思いを抱いている。
「(公傷制度によって)来期もたぶんS級1班なので、宮崎代表として全日本選抜に出られると思います。そこで活躍するためにも、半年かけてそこにピークを持っていけるように。どんどん調子を上げて、GIで活躍したいと思っています」と力強く次の目標を語った。(netkeirin特派員)