2024/07/18(木) 14:45 0 21
地元記念、6度目の優勝を目指す脇本雄太が不動の本命だ。今年は、中々、波に乗れないでいるが、優勝は取手ウィナーズカップ(GII)だけ。悪いなりに、誤魔化しているが、誰よりも地元記念への思いは強い。この大会は、近畿別線とか色々なドラマがあったが、その主役はいつもワッキーだった。直前の松戸サマーナイトの決勝も北井佑季との死闘を演じた様に、間違いなく上向いている。基本は連係実績のある寺崎浩平との連係。寺崎の後ろを回ると、リミッターを切り、マーク屋の根性を魅せるのも、ワッキーの魅力のひとつ。その寺崎浩平だが、非凡なスピードがあるのは誰もが認めるところ。それを活かし切れていないが、もうひと皮むけないと、近畿地区の底上げに繋がらない。ワッキーを振り切るぐらいの気概を持って走って欲しい。
この3番手は稲川翔か東口善朋。いみじくも、競走得点が112.00で全く同じ。この2人の折り合いも注目される。格と実績でイナショーが3番手を主張するのか。
S班は他に眞杉匠と新山響平が参戦。眞杉匠は松戸サマーナイトで“夜王”の称号を手にして、勢いが戻ってきた。今年前半は、練習中の落車骨折で苦しんだが、賞金順位も11位にランクアップ。徹底先行の走りを脱却して、狙っての捲りも多くなっている。
新山響平は自分の走りに徹しているが、大爆発力がない。北日本の点数トップは竹内智彦だが、勝ち上がりの段階で渡邉一成のマーク策もある。
南関は根田空史に和田健太郎の千葉コンビ。道場晃規もFIでは好戦しており戦力になる。中部は厳しく、中四国も大物は不在。
九州は山田庸平を中心に園田匠と松岡貴久と言ったところ。2班のメンバーを見たが、決勝進出は厳しく、準決進出までだろう。