2024/07/15(月) 21:00 0 1
「2人での連係は去年の寛仁親王牌準決勝以来です。あのレース後に平原さんに有益なアドバイスをたくさんもらった。相手も違うし、車立ても違うので同じようなレースにはならないと思うけど、今度は失敗しないようにしたい。緊張しますね。やっぱりあれだけの選手ですから。本来は(サマーナイトフェスティバルに出場して)ここにいるはずがない選手ですし。頑張りたいです」
平原が8着で雨谷が9着に終わった昨年の寛仁親王牌の準決勝。平原は「(雨谷に)ぶっちぎれちゃった」と振り返っていたが、雨谷は「あれは僕が前に出てから流し過ぎてしまったミスです」と首を振った。“平原の前で今度こそは”の思いが強いだろう。
そんな雨谷は22年4月に地元の宇都宮で行われたS級ミッドナイトでVを飾っており、佐世保はS級初優勝のバンク。あっせん停止期間だった6月の猛練習の成果が出れば、平原から主役の座を奪う事だって可能だろう。
「まずは一戦一戦ですね。来月はオールスターがあって、寛仁親王牌は特選からスタート。いい弾みをつけられるように頑張りたい」
5月に高知で開催された全日本プロ選手権自転車競技大会のスプリントで河端朋之に次ぐ2位になったスーパーダッシュが初のミッドナイトGIIIでも火を噴くだろう。まずは平原康多の前でどんな走りを見せてくれるのか楽しみだ。(netkeirin特派員)