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【伊東競輪・ミッドナイト】不得手の短走路で結果を挙げた熊崎麻人

2024/07/02(火) 12:00 0 2

伊東競輪のミッドナイト「スマホで買うならチャリロト杯(FII)」が1日、初日を終えた。2R、A級予選を走った熊崎麻人に話を聞いた。

「抜かれたけど今日はいいレースだったと思います」と話す熊崎麻人

 前回の小田原に続く333バンク参戦となったが、前検日に「駆け方が難しい。仕掛けどころでどうしても見てしまうんです。先輩からも『333バンクの駆け方にまだ手を焼いているな』と言われ、アドバイスをもらいました」と話したように、短走路に対してそこまでいい印象を持っていなかった。

 それが初日は景気よく、佐山俊樹篠崎高志を背負い前で受けると日浦崇道の一気カマシも合わせてペース駆けに持ち込み長い距離を踏み切った。

「抜かれたけど今日はいいレースだったと思います。最近は消極的でラインに迷惑をかけることが多かったので」と不得手の短走路で結果を挙げて納得だ。

 前期はたびたび決勝には乗るが準決での失敗もしばしばあり、競走得点は90.17点とS級点の確保には届かなった。今期は安定感を求めS級を目指していく。そのためには更なる脚力アップが必須だが、幸いにして練習環境は揃っており、刺激を浴びるには十分すぎる環境にいる。

「森田(優弥)さんや(山口)多聞君、あとは今期デビューした中島淳君がものすごく強くて、自分はやっと付いていけるかちぎれるか(苦笑)。でも言い訳できない環境にいるし、みんなに普通に付いていけるようになれれば(S級も)見えてくるのかなと思います」と、今はひとつ大きな殻を破るのに懸命だ。(netkeirin特派員)

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