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【高松宮記念杯競輪予想】3連覇がかかる古性優作! 深谷知広を青龍賞優勝に導いた北井佑季も注目!? ミープロ・香澄明希の準決勝展望 / 競輪予想・ウマい車券

2024/06/15(土) 10:00 0 2

岸和田競輪場で開催している「高松宮記念杯競輪(GI)」は14日に4日目が終了。ミープロの香澄明希が15日に行われる、準決勝4レースの注目選手を紹介します。
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ミープロ・香澄明希の準決勝、レース展望

 netkeirinをご覧の皆さん、こんにちは。 ミープロの香澄明希です。

 ただいま岸和田競輪場で行われている高松宮記念杯競輪(GI)。1950年から続く歴史ある大会で、1973年から唯一の東西対抗戦として行われています。

 2024年3つめのGIで、優勝者はもちろん2025年のS班確定。ほとんどのグレードレースの準決勝が3レースで3着までが決勝に進めますが、高松宮記念杯は東西それぞれ準決勝が2レース、あわせて4レース行われ、2着までの8選手と3着の4選手のうち1選手(青龍賞・白虎賞に出場した選手が優先、前走の着順で決まります)のみが決勝へ進出できます。

 勝ち上がりの人数が少なく、かつ普段ラインを組んでいる選手たちとも別線で戦わなければならなかったりすることもあり、いつも通りの戦い方ができないのではないかと分析しております。

 写真は2022年、高松宮記念杯を観戦しに岸和田競輪場に行ったときのものです。昨年も現地観戦しミープロケイリン倶楽部のYouTubeの撮影で大阪支部の選手やお客さまにインタビューさせていただき、観戦しやすいポイントや岸和田競輪場グルメをご紹介させていただいたのでぜひその動画もご覧ください。

 今年も現地観戦をするべく張り切っていたのですが、どうしても行けなくなってしまい(泣)、画面越しに熱いレースを観戦しています。

■高松宮記念杯競輪 準決勝・展望

【9R 東日本準決勝 14:35発走】

北井佑季

 パワフルな機動型が揃った東日本準決勝2レース。

 青龍賞で南関東ラインの先頭を任され、別線完封で深谷知広選手を青龍賞優勝に導いた北井佑季選手。青龍賞以前の眞杉匠選手と北井選手の対決といえば、4月6日川崎記念準決勝の壮絶なもがきあいが記憶に色濃く残るところ。結果は眞杉選手が6着、北井選手が7着でしたが、北井選手の番手の郡司浩平選手が1着、3番手の佐々木眞也選手が2着でした。

 準決勝は神奈川2車、関東3車でどのような展開になるかな、と想像していたところ、並びが発表されるとなんと神奈川は松井宏佑選手が前。昨年3月の湘南ローズカップ戸川杯(FI)では神奈川5車結束で松井選手が先頭、北井選手が2番手で北井選手が優勝。昨年の高松宮記念杯準決勝では北井選手ー松井選手の並びで松井選手が決勝に進出しており、2人の連係は神奈川の新ゴールデンコンビとなるのかも。
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【10R 西日本準決勝 15:25発走】

脇本雄太

 初戦は7着スタートで怪我の様子を心配されながらも、タイミングを逸しただけとのことで一次予選2で1着、白虎賞も昨年に続き優勝と何の心配もなさそうな脇本雄太選手。

 年明けから好調を維持し続けており、全プロ記念競輪(FII)でのSPR賞優勝をひっさげて参加した清水裕友選手は、一次予選1、2ともに出遅れ二次予選にラストの36位での通過。それでも二次予選では2周先行し、番手の桑原大志選手の援護を得ながらのラインワンツーはさすが。

 ウィナーズカップ(GII)で脇本選手を優勝、古性優作選手を準優勝に導いた窓場千加頼選手は今節も絶好調で目を離せない存在。
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【11R 東日本準決勝 15:55発走】

深谷知広

 ここまで1着で勝ち上がっているのは、東西合わせても深谷知広選手ただ1人。前検日インタビューでは岸和田はあんまり良くなくて決勝にもほとんど乗れていないとお話されていましたが、高松宮記念杯競輪は2011年に優勝。史上最速GI制覇のデビュー最短記録は未だ破られていません。大会好相性なはずで、13年ぶりの高松宮記念杯制覇もすぐそこ。

 また、先の日本選手権競輪(GI)で平原康多選手の優勝、SS復帰に導いた吉田拓矢選手や、一次予選を2走とも2周先行し逃げ切り、ラインで確定板を独占している新山響平選手も自分の持ち味が出せているとの言葉通りとても良さそう。
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【12R 西日本準決勝 16:35発走】

古性優作

 なんといっても3連覇がかかる古性優作選手。岸和田競輪場は「記念競輪がないから自分は高松宮記念杯を連覇したい」とお話されてるように、ホームバンクで行われている高松宮記念杯競輪への想いの強さは一際強いものでしょう。昨年岸和田競輪場でお客さまにインタビューさせていただいたときにも古性選手の人気を感じましたし、岸和田競輪場に向かう道中も古性選手の優勝戦績が大きく飾られており、バンクをあげて古性選手を応援していることが伝わってきます。

 昨年はアクシデントを乗り越えながらの優勝でしたが、今年はいい感じでスタートできたとの言葉通り連日古性選手らしい安定感のあるレースで多くのファンを沸かせています。

 気になるのは一次予選で2走ともSSの清水選手を撃破し、番手の選手を1着に押し上げた藤井侑吾選手。PIST6で15連勝等PIST6での話題も目立ちますが、前走富山FIで今年2度目の優勝。積極的に攻めた結果がついてきたかな、との言葉通り準決勝でも果敢な攻めで大金星となるでしょうか。
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