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【高松宮記念杯競輪】窓場千加頼「脇本さん、古性さんに頼りすぎている」

2024/06/11(火) 19:45 0 11

岸和田競輪「第75回高松宮記念杯競輪(GI)、第2回パールカップ(GI)」は12日、2日目を迎える。10レースのS級一次予選②を走る窓場千加頼に話を聞いた。

「追い付くには高い壁があるけど、これからも追いかけて行きたい」と話す窓場千加頼

 松山記念のことである。窓場の一言が印象に残っている。

「脇本さんや古性さんに頼りすぎている。自分が自信を持って引っ張っていけるようにならないと」

 そんな古性とは明日、一次予選②でウィナーズカップ以来の連係。この二人は同期の間柄。

 以前に窓場は、古性の存在について「正直、同期といえども向こうはS級S班でタイトルを何個も獲っているトップ選手。追い付きたい気持ちはずっとあったけど、途中で僕が腐った部分もあって距離が離れてしまった。まだまだ追い付くには高い壁があるけど、これからも追いかけて行きたい」と思いを明かした。

ウィナーズカップでは脇本雄太(優勝)、古性優作のワンツーに貢献

 昨年の競輪祭で補充出走ながらGI初出場を果たすと、窓場はどんどんと強くなった。その成長曲線は周囲も驚くほど。グレード戦線での経験や収穫をしっかりと己のモノとし、直近4か月の競走得点は気が付けば113.59点とトップ選手に仲間入り。

 充実感はレースからもうかがえる。前橋記念から『自力』のコメントに戻したそうで、仕掛けも早くなりバック数も増えており「前回、トップの眞杉君との脚力差を感じたし、長期スパンでトレーニングをして勝てるように今後のGIに向けてやっていきたい」と先を見据えて更なるレベルアップを図る。(アオケイ・八角記者)

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