2024/06/03(月) 19:25 0 9
前橋競輪場の「三山王冠争奪戦(GIII)」は3日に3日目を開催。この日は場内の特設ステージで松浦悠士がトークショーを行った。(netkeirin特派員)
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3月取手GII「ウィナーズカップ」準決勝で落車し左小指、薬指を骨折し、5月いわき平GI「日本選手権競輪」で復帰をしたが準決で敗退。その後、武雄記念を一本休み高知全プロ記念競輪を走ったが、状態面はイマイチつかめない。そんな中、松浦本人が近況を説明した。
「全プロを走って、だいぶ自分の乗りたい乗り方ができるようになったと感じました。練習方法もしっかりしてきたし、これから良くなると思います。高松宮記念杯には100%の状態で臨めないかもしれないですけど、後半戦に向けてはいい状態で走れると思います」
ケガの影響も響き今年はビッグヒットが無いが、もちろん年末に静岡競輪場で行われる「KEIRINグランプリ2024」出場を目指している身。
「タイトルを取って一発で決められればいいけど、まずは賞金を積んでいくしかないかなって思います。金額でアドバンテージを作っていければ」と慎重ながらも虎視眈々と大舞台をにらんでいた。
「(高松宮記念杯は勝ち上がりが)東西に分かれるので中、四国が別線でやることもある。そうなったら、やりづらいですね。だって四国は強いから。敵になってもうまく戦わないと。最近は守りに入っているから、そういう気持ちを一回、取っ払って攻める走りを心掛けます!」
まだ100%の力ではない、といいつつもいざ本番となれば、体は黙っていなささそうだ。