6月3日、前橋競輪場で行われた能登支援・万協 三山王冠争奪戦(GIII・3日目)の準決勝(12R)は、小林泰正(29歳・群馬=113期)が番手から差し切って1着、残り2周から逃げた眞杉匠(25歳・栃木=113期)が2着、3番手をとって追い込んだ橋本強(39歳・愛媛=89期)が3着に入った。3連単は①-⑨-⑦で2,930円という配当だった。
レースは
町田太我(23歳・
広島=117期)ら中四国勢が先手を取るも、残り2周で眞杉が仕掛け、早くも前を叩いてしまう。3番手は町田の番手から橋本が
木暮安由(39歳・群馬=92期)を捌いて取り切るも、眞杉と小林は出切って盤石の体勢。眞杉のスピードが良く、別線は仕掛けられず、やや車間を切りながら追走していた小林が直線に入って脚を伸ばし、ゴール前で眞杉を捕えて見事3連勝で決勝へ進出した。