2024/06/01(土) 18:30 0 7
真鍋智寛と橋本智昭のモガキ合いを眺めると、狙い澄ました一発が決まり番手の村田雅一とワンツー。倍数3・86と軽いギアをくるくる回した気持ちいいまくりは、上がりタイム9秒2と好回転で「こんなタイムを出したことがない」と本人もビックリだ。「前が踏み合いになったし、とてつもなく行きやすくなった。とんでもないタイムが出たし自信になりました」と胸を張った。
2場所前には大垣FIシリーズ「ヤマコウカップ」を制するなど近況は充実気配を漂わし、勢いそのままに前橋に乗り込んできた。「大垣って相性がものすごくよくて、チャレンジ時代なんて1、2着しかないんです。前回の小田原も決勝に乗れなかったけど動けていたんです」とドル箱バンクで力をたくわえてきた。
二日目、二次予選11Rは伊藤裕貴を背に自力で戦う。
「二次予選になるとレベルが格段に上がる。自分の軽いギアでは不安もあるけど、上位との差を詰めたい。準決に乗って、決勝に乗れなくても、せめて特秀まで…。欲まみれですね(笑)」
S班の深谷知広がいて、苦しい戦いを強いられそうだが、どん欲に前へ前へと突き進む。(netkeirin特派員)