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【三山王冠争奪戦】地元記念に挑む恩田淳平「別府はまだ本調子とはいえないままでした」

2024/05/31(金) 16:45 0 3

前橋競輪場の「三山王冠争奪戦(GIII)」は6月1日、初日を迎える。一次予選11Rを走る恩田淳平に話を聞いた。

前回の別府で復帰し今節を迎えた恩田淳平

 満を持して挑む今開催は大事な地元記念。5月いわき平日本選手権競輪」での落車負傷が不安視されたが、前回の別府で復帰し今節を迎えた。「別府はまだ本調子とはいえないままでした。でも次に地元記念と高松宮杯があったし、レースが空くと足が落ちるので。ぶっつけ(で地元記念を走るの)はきつかったけど走りました」

 その別府は左の太ももの痛みや擦過傷の痛みを抱えたまま走ったわりには決勝まで勝ち上がり、存在感を示した。決勝は立部楓真を先頭に5車が結束した九州勢を相手に、木暮安由と2車で抵抗。立部を叩きに行ったが、無理だと見るや番手勝負を探るなど、柔軟な自在戦でレースを動かした。

「自力でやっていたときから、流れ込みや淡泊なレースはしないようにと意識していました。そういう意味では(自分が前で戦った)決勝は動けたと思います」と、大敗を喫したが地元記念を前に自ら動いて体に刺激を入れた。

 ここは11Rと一次予選のメインを務める。元気印の森田優弥を目標とし、圧倒的な人気に応えてみせる。(netkeirin特派員)

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