4節連続で決勝進出中の高橋朋恵が19年4月に初優勝した小倉で勢いを加速させる。

「決勝に乗ってるだけの感じだったけど、前回の松山は動きも良かった。なんか久しぶりに良かったですね。やっとまともに練習が出来始めて、その成果が出てきてくれたかな」

　以前は競走得点50点台が当たり前で決勝進出の常連だったが、今年はやや低調。49点を割りかけてしまう時期もあった。

「今年の最初の方で体調を立て続けに崩してしまって、じんましんにも思ったよりも長いこと悩まされちゃったんです。それであまり練習が出来なくて点数も落とし過ぎちゃいましたね。今はもう大丈夫。練習もやれているし、その成果が出てきてくれた。(点数)落とした分も、これから取り戻していきたいですね」

　久々に好感触だった松山から中3日の日程になるが「疲れも大丈夫」と笑った。初Vの地で、まずは5節連続の決勝進出を目指して初日の戦いに臨む。(netkeirin特派員)