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【不死鳥杯】貪欲に教えを乞う原口昌平が進化を誓う

2021/07/09(金) 20:00 0 0

福井競輪の「不死鳥杯(GIII)」はは9日、2日目を終えた。3日目の選抜5Rに出走予定の原口昌平に話を聞いた。

 二次予選6Rの原口は持ち味の先行勝負を見せるも藤井栄二に捲られ9着惨敗。さすがにレース後は言葉もなくそそくさと検車場を後にしたが、シャワーなどを浴び身支度を終えて検車場に戻ってくるとさっそく自分の自転車を真剣に見詰め直していた。

 そして8Rでライン決着に導く先行を打った中西大が暇そうにしているのを見つけるとすかさず声をかける。その中西が自転車を持ち上げたり、乗ってみたりと原口の自転車を試乗。どうやらセッティングを診てもらっているようだ。

 一通りの作業を終えたところで原口に声をかけると「中西さんとは同期で身長も似たようなものなので、よく自転車の事を聞いているんですよ。ただフレームのサイズ感は、あの人(中西大)の方が横幅があるので多少は違いますけど(苦笑)。今日(二次予選)は良い先行をしていましたよね。同じ先行屋としてどんなセッティングなのか教えてもらいたくて今日も声をかけました。だいぶ自分とは違うセッティングだったので凄い勉強になりましたよ。これから、それをベースにセッティングを見直そうと思っています」と、自転車のハンドル回りからサドル回りなど寸法を測りながら、さっそく修正開始。

 3日目の選抜メンバーが出る頃に再度、検車場に居た原口に声をかけると、さっきとはだいぶ明るくなった表情で「良い方向に向かっていそうです」と自転車を持ち上げながら手応えを語ってくれた。3日目の原口の競走には注目だ。(アオケイ・渡辺記者)

セッティングについて中西大からアドバイスをもらい、しっくりきた原口昌平

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