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【玉野競輪・ナイター】今節のレース展望!

2024/05/12(日) 14:30 0 5

玉野競輪「デイリースポーツ杯&本田晴美杯(FIナイター・ガールズケイリン)」は13日、初日を迎える。今節の見所は以下の通り。(町田洋一)

犬伏湧也

 高いレベルでの話だが、少し壁にぶつかっている犬伏湧也。勢いだけでは勝てないのが競輪だが、先々を考えての走りをやっており、内容自体は悪くない。いずれ、タイトルホルダーになる男だし、今の苦しみは必ず活きるはずだ。直前のダービーは、最終日の1勝だけだったが、中四国地区のFIなら完全優勝がノルマ。番手は自力型だが連係実績豊富な佐々木豪。踏み出しは離れないので、無風の番手なら差し切りもある。

 地元河端朋之柏野智典桑原大志の中国勢は犬伏湧也と別線になりガチンコ勝負。河端朋之の仕掛けは早くなっており、末脚をカバーできれば、記念の1個や2個は獲ってもおかしくない。今後、世界の脚を魅せていきたい。桑原大志は番手でも3番手でも、自分を犠牲にしてでも仕事をするマーカー。若手にとって良いお手本だ。

 柏野智典の縫うようなコース取りも、地味だが芸術的。

 近畿は福永大智村上博幸神田紘輔福永大智は、負け戦だがダービーで2勝を挙げた。S取りの名人でもあり、今の競輪にマッチしている。村上博幸はダービーを欠場しており状態が問題。神田紘輔はマーク選手として安定感も出てきた。

 九州は松岡貴久が絶好調だが、目標が不在。武雄記念と同時開催だし仕方ないだろう。暴れん坊の大塚健一郎も黙ってはいない。

 A級戦は地元の新鋭山根慶太に期待する。前節の京王閣で完全優勝し、これが1・2班戦の初優勝。地元戦は3月開催で走り準優勝だった。その時より、間違いなくパワーアップ。援護役は前期S級の門田凌。今期は地元松山の優勝しかないが、A級の水に慣れなかっただけとみたい。ベテラン中村一将も元気一杯で、今期は3度のV。若手に頼らず、自らも動いている。ただ、近畿で丹波孝佑と一緒のケースは前を任せるだろう。

 ガールズケイリンは尾崎睦尾方真生の優勝争い。両者共に無傷で勝ち上がり、決勝で両雄の戦いになる。尾崎睦オールガールズクラシックで決勝3着、尾方真生は準決で失敗。尾方真生は地元の悔しさを前節の取手Vで晴らした。他に競走得点が50点以上あるのは青木美保當銘沙恵美渡口まりあ

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