「Ｓ級の流れについて行けなかった」と福田がS級初陣を振り返る。
「初日は勝負処で6番手に置かれたのがいたかった。蒔田さんの捲りに乗り換えたつもりだったけど、続けなかった。やっぱりS級は違いますね」と話す。

　そんな福田は2日目にして早くも115期の阿部架惟都と同期対決を迎える。「阿部君は同期で同級生。負けたくないですよもちろん。落車してから本来のキレがなくてデキ自体は正直よくない。武器のダッシュ力が足りない感じ」と手負いの状態だが、福田にはそれを補うレースセンスがある。

　最後に「阿部の走り方は何となく分かっています」とニヤけた福田。
　総力戦で活路を開くか。(アオケイ・石濱記者)