2024/04/14(日) 13:15 0 4
長らく高知県を支えてきた"高知の顔"ともいえる佐々木則幸が、地元記念の最終日に執念で1着をもぎ取った。
「今日は久米(康平)君の頑張りが全て。嫌な展開かなって思ったけど、突っ張ってくれたおかげです。残したかったけど(タレていたので)最終日だし1着を取りにいかせてもらいました」
今大会は無念の一次予選敗退。 「記憶では(地元記念で)一次予選で飛んだことがなかったので…。さすがにショックで落ち込んでいた」と本音を漏らしたが「でもなんとか気持ちを切り替えて。最終日に1着を取れたのは大きいし、次に繋がるんじゃないですかね」と見事に立て直してみせた。
そもそも去年は「支部長もやっている関係で公務もあったので」と地元記念に参加すらできなかった。
「外から地元選手を見ていたら、やっぱりすごくうらやましかった。でもそういう気持ちがなくちゃダメですよね。なので今年は、他の役員には(仕事を丸投げする形になるので)ゴメンって思いながらも走らせてもらいました」
20年以上、高知を、いや四国を引っ張ってきた「ノリさん」も今年48歳になる。ただ「神山(雄一郎)さん、小嶋(敬二)さん、山口(富生)さんもまだまだ元気だし48歳じゃまだ若い(笑)。もっと頑張らないと」と若々しい笑顔で今後の活躍を誓った。(netkeirin特派員)