2024/01/27(土) 19:15 0 23
決勝の並びが決まると、すぐに九州の並びが決まると思ったが、選手が会見場に中々現れない。メンバーが決まり1時間経った5時半に、まず井上昌己が記者陣に囲まれ「九州は別です」と言い、これで並びが判明した。
伊藤旭が先導役で嘉永泰斗、山田庸平、井上昌己で並べば、2段駆け態勢で、北日本ラインにとってはやっかいな並び。これを、嘉永泰斗が良しとしなかったのが真相だ。
嘉永泰斗は「旭は高校の後輩で練習仲間。普段からレース内容を指摘しているけど改善されない。前を任せられる選手ではないので、自分が前です」。
こうなると番手が伊藤旭では、山田庸平も後ろに井上昌己もいるから3番手は回れない。これで別線になった。伊藤旭は「泰斗さんに前を志願したけど却下された。自分の競走スタイルが良くないから、当然の報いです。とにかく、今の気持ちは悔しい…」。
普段はブラックジョークも含めて、明るいのが伊藤旭の良さ。暴れん坊のレースも出来るので、勝負強さもある。だが、いつになく神妙な面持ちで、控え室に戻って行った。(町田洋一)