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【桜花賞・海老澤清杯】今節のレース展望!

2024/01/16(火) 16:30 0 32

川崎競輪「開設74周年記念・桜花賞・海老澤清杯(GIII)」は18日、初日を迎える。今節の見所は以下の通り。(町田洋一)

 今節のS級S班は眞杉匠が練習中の落車で欠場して、佐藤慎太郎が中2日で緊急参戦。他にグランプリ覇者の松浦悠士清水裕友深谷知広の名前が入っている。

 S班の選手を中心と見る手もあるが、ホームバンクの郡司浩平が、当記念の4連覇を目指す。前回は松浦悠士と同着の優勝だったが、地元記念は絶対的な強さを見せている。今年は岸和田FIから始動して完全優勝。出来も申し分なく、自然と周りが郡司浩平を盛り立てる。メンバー的に4日間、番手のレースになり、深谷知広北井佑季渡邉雄太と目標には事欠かない。今年のグランプリは静岡での開催。今の深谷知広なら2年連続してのグランプリ出場は濃厚。GI覇者になり、地元の大舞台で男になりたい。昨年1月の大宮記念で郡司浩平に乗り優勝。あれが、ひとつのターニングポイントになった気がする。

 北井佑季は記念だけでなく、GIでの活躍も見込める。突っ張りだけでなく、狙っての捲りや、単騎のレースも苦にしなくなった。郡司浩平がヨコの動きを派手にやる展開なら、逃げ切りの優勝も可能だろう。

 鉄人・松浦悠士は、グランプリで究極の勝負をして、ここからの始動。さすがに大宮記念は疲れが出たのか、欠場した。グランプリの切り替えは賛否両論あるが、これで清水裕友との関係にヒビが入るとは思えない。今年も前後の入れ替えはありそうで、今節の並びにも注目したい。

 清水裕友は、大宮記念を制して、気持ち良く走れる。

 佐藤慎太郎は、これが終わり、中2日で地元いわき平記念を迎える。レースがトレーニングになると言っており、タフネスぶりを発揮する。年齢的に上積みはなくとも、急激な衰えもないだろう。渡邉一成との連係を基本に、南関の機動型の後ろを番組マンが用意しそう。

 関東は佐々木悠葵諸橋愛の上越勢。中部は厳しく、近畿は稲川翔が孤軍奮闘。中四国は太田竜馬の復活が鍵で、九州はビックネームが不在。

 地元は松谷秀幸が乗れている。佐々木龍も、マーク屋として、ランクアップさせたい。福田知也も番組には恵まれる。2班からの決勝想定メンバーは不在で、特選シード組が中心の大会となる。

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