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【九十九島賞争奪戦】想定外をしのいで準決勝進出の清水剛志

2023/12/15(金) 22:00 0 6

佐世保競輪場の「九十九島賞争奪戦(GIII)」は15日に2日目を開催。11レースの二次予選に出走した清水剛志に話を聞いた。

「練習をしっかりとやってきた成果を出せましたね」と話した清水剛志

 11レースはS級S班の新田祐大木村弘をマークで大本命の番組。3番手回りが鈴木裕で東日本勢がどう見ても本線。清水剛志伊藤正樹と4、8番車。案の定、東勢が前受けになり、清水は8番手。そこからの清水のレース回顧が面白かった。

「絶対に突っ張られるだろうなぁと思って上がっていったら、まさか叩けるとは思わなくて…。出てから"えっ"と思ってしまった。突っ張られて、どこに下りようかと考えていたから、テンパっちゃいました」

 木村が車を下げて、地元の瀬戸栄作がライン2車でさらに清水を叩いて先行態勢に入った。木村が強引に巻き返す展開にならず、意外な流れで残り1周に入った。

「そこから木村君が捲りに行って、瀬戸君が合わせて。そうこうしていたら新田さんが出ていった。なんとか突っ込めたし、あぁいう展開の中でも脚に余裕を感じた。練習をしっかりとやってきた成果を出せましたね」

 4着で準決勝進出。
「GIIIでは初めて。いつも二次予選がダメだったんです」と喜んだ。近畿勢からはただ一人、ベスト27入り。状態は良好だ。準決勝も二次予選と同じ11レースで、単騎戦から決勝進出を狙う。(netkeirin特派員)

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