8Rに行われるチャレンジの決勝戦は松田昂己と鳥海創の新人対決が最大の焦点。年齢も全く同じという同級生2人に意気込みを語ってもらった。

　松田は「鳥海との二分戦だし、やるか、やられるかのレースになりそうですね。僕自身は初日の2着でどうかなって感じだったんですけど、準決でしっかり押し切れたので、悪いイメージは払拭できたと思います。後ろを回るサトケンさん(佐藤謙)も好きに走れと言ってくれたし、最後まで出し切るレースを心掛けたい」

　対する鳥海は「まっちゃんとの対戦は2回あって今のところ1勝1敗。養成所の順位は自分の方がよかったけど、脚質も走り方も全然違うから参考外。自分はダッシュ、向こうは長い距離を踏めるタイプなので、純粋な脚力は向こうの方が上だと思う。ラインが短くて難しいけど、一発決められるように頑張ります」。

　デビューからここまでの成績は松田がリード。決勝戦の車番やライン構成も松田が有利に見えるが、今シリーズの動きは鳥海の方が全然上で、両者互角の激しいバトルが繰り広げられそうだ。(アオケイ・長谷川記者)