12月3日、伊東競輪場で行われた椿賞争奪戦(GIII・2日目)の二次予選(12R)は、捲った松井宏佑(31歳・神奈川=113期)が1着、松井をマークした和田健太郎(42歳・千葉=87期)が2着、先に仕掛けた川口聖二(29歳・岐阜=103期)が3着に入った。3連単は②-⑨-⑤で1,080円という配当だった。

　レースは残り2周半で前を抑えた中島詩音(25歳・山梨=119期)が先行していくところ、前受けだった松井は下げ切らず4番手を取るが、川口が蓋をしてきて並走となる展開。松井は中団内で動けないまま最終周回に入る。松井にとっては難しい展開かに思われたが、バックで川口が縦に踏んだところで西村光太(37歳・三重=96期)を捌くと一気に捲りを決めて先頭。反応が遅れながらも続いた和田とワンツーで断然の人気に応えた。