124期屈指の先行意欲を持つ五味田奈穂は、現在3場所連続優出中と自慢の機動力が徐々に通用するようになってきた。前検日も「積極的に仕掛けて力を出し切りたい」と張り切っていたが、初日は梶田舞に叩かれてしまい万事休す。持ち味を出すことなく6着となった。

「情けない…。後ろの様子を伺いすぎて対応が遅れてしまった。ホーム線で行く、って決めていればこんなことにならなかったはず。(先行一車に近かった)初日のメンバー的にも、自分の走りができれば確定板には入れると思っていたので残念です」とレース後は猛反省。

　ただ「いつもは初日が良くて2日目がダメというパターン。今回は初日に失敗してしまったけど、その分、脚は残っている。初日の分まで2日目は力を出し切って決勝にいきたいです」としっかり気持ちを切り替えた。2日目は2着以上が欲しいところだが、持ち味を発揮できれば十分可能なはずだ。(netkeirin特派員)