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【武雄競輪】約1か月ぶりに戦線復帰を果たした佐々木則幸

2023/10/25(水) 18:30 0 4

武雄競輪場の「日本名輪会C佐々木昭彦杯(FI)」は26日、初日を迎える。6RのS級予選を走る佐々木則幸に話を聞いた。

元気な姿で今シリーズに挑む佐々木則幸

 9月福井の初日に落車し直後の小田原記念を欠場し、約1か月ぶりに戦線復帰を果たした。ケガの症状、治り具合が懸念されたが本人は豪快に笑った。

「頭の打撲と横突起の骨折。横突起はまだ折れていると思う。でも、この横突起いうのは動くと痛みは少しあるけど、自転車に乗る分には折れていてもあまり影響が無いんです。周りには『横突起は、いらん骨』って言う人もおるぐらいですから(笑)」

 いらん骨とは言いすぎだが、折った際に直接的な痛みはあるものの、神経を痛める可能性が少ないといわれる骨らしく、自転車に乗る際にはそこまで影響しないと言う。それは不幸中の幸いなことで、元気な姿で今シリーズに挑む。

「骨折しないに越したことないですけど。この仕事はケガをしなかったらエエ仕事。ケガをして終わるリスクもあるし、うまく向き合っていかないと」と自らを戒めるようにつぶやいた。

 佐々木と言えば中、四国地区の大功労者。長らくS級上位に君臨し、特別戦線において自力型が手薄だった同地区の屋台骨を支えてきた。今年47歳を迎えた今でも、まだまだ衰え知らずだ。(netkeirin特派員)

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