2023/10/19(木) 16:45 0 1
弥彦競輪場の「寛仁親王牌・世界選手権記念トーナメント(GI)」は19日、開幕した。5Rの一次予選に出走した渡部哲男に話を聞いた。
初日5Rは山崎賢人が桑原大志と渡部哲男を連れて7番手から豪快にスパート。ゴール前で外を鋭く伸びた渡部が節目の400勝を達成した。
「賢人が強いし、まずはしっかり追走する事。そこに集中していた。賢人がいいタイミングで行ってくれましたね。タイミングが合わなくて連結を外すのだけが嫌だったので。良かった。1着を取れそうになかったメンバーの中で勝てたので素直に嬉しいです」
別府FI最終日に399勝。大宮FIと熊本記念で白星を逃して節目達成に足踏みしていた。
「状態的には横ばい。腰痛が出ないように変わったことも出来ていないので。走れる状態で横ばいって感じ。でも最近の中では良かった方だと思う。自転車も違和感はなかった。区切りの1勝が出来たし、また次に向けて頑張るだけですね」
400勝達成の次は、20年2月の豊橋・全日本選抜競輪以来となるGI準決勝進出を目指す。(netkeirin特派員)