2021/06/09(水) 11:00 0 1
先日の松山ミッドナイトでは、代謝圏内だった池内吾郎がラインの力もあって好成績を収め、点数を大幅にアップさせた。
池内吾郎が松山ミッドナイトで奮闘
しかし助かる選手がいれば、その分、他の選手が“代謝圏内”に入ってしまうことになる。今まで南関ラインに多大な貢献をしてきた平原輝弥も今、崖っぷちに立たされている。周囲も"平原を助けたい"という思いがあるようだが、平原自身はあくまでも「流れに身を任せて」と特別なことはしないつもりだ。
「最近はみんなに気を遣わせてしまって本当に心苦しい。気持ちはもちろんありがたいんですけど…。ウッチー(内田淳)は普通に走れば1着が取れるはずなのに、今日は気を遣わせてしまったから。(内田は4着)。この前の川崎では郷坪和博さんが"俺が前でやろうか"と言ってくれた。郷坪さんは今期70点を取れればリセットできるのに『"70点を割っても"それでも良いから』と。本当に自分はラインに助けられてばかりで…。みんなが応援してくれているのはわかるし、最後まで自分の力を信じて諦めずに頑張ります! 」
周囲に迷惑をかけることを嫌がる心優しい平原は、最後までスタイルを崩さずに戦い抜くことを誓った。(netkeirin特派員)