レースは最終1コーナー、5番手からの巻き返しでロング捲り。ラインを組んだ亀谷隆一、鈴木愼二を連れ込み南関ライン独占を決めた。

「ホントはラインの先頭は走りたくない。そんなこと言っても先頭を走る番組になるからね。もう言わないことにした。今日？ 緩んだから行っただけ。行ってダメなら仕方ない。出切ってしまえば悪くても3着、4着はあるし、若い子はまくれないからね。でもホントは単騎で走りたい。南関ライン限定の先頭だから、遠征に行ったときに関東の人が付けたいと言ってくれても、それはお断りして単騎でやっています」

　競輪はラインができた方が有利なはずだが、先頭の責任感などは精神的にきついのかもしれない。(アオケイ・伊藤記者)