閉じる

【蒲生氏郷杯王座競輪】復調ムードの芦澤辰弘「兄貴の存在はとっても大きい!」

2023/09/23(土) 19:45 0 10

23日から松阪競輪場で「開設73周年記念・蒲生氏郷杯王座競輪(GIII)」が行われている。初日の1Rで1着を取った芦澤辰弘に話を聞いた。
▶出走表はこちら

「1節1勝の気持ちで走っている」と話した芦澤辰弘

 期が変わった7月から初日はほとんど1着で、今日の一次予選1Rも苦しい展開から鋭く突き抜け1着ゴール。これで今期は3か月弱で11勝とものすごいペースで勝ちまくっている。

「来年の2月に地元の取手ウィナーズカップがあるので、1節1勝の気持ちで走っているんですけど、このペースは自分でもビックリ。勝てないときは年に5、6勝するのがやっとなのに、競輪ってほんと不思議ですね(笑)」

 好調の理由を聞いてみると、夏の暑さを考え計画的に練習したのが一番、次に前の選手の頑張りのおかげと返ってきたが、実兄の大輔(90期)の存在も大きいと本人は言う。

「兄貴は自分より6つ上だからもう40歳を越えているんですけど、競輪に対してはとことん真面目でストイック。良い意味で、たぎっています。今でも同地区の選手に対して熱い指導や舌戦を繰り広げているみたいだし(笑)、そういったところを見たり聞いたりすると、自分も頑張らなきゃって気持ちになりますね」

 大レースから遠ざかり存在感がなくなりかけている芦澤だが、まだまだ目は死んでいなかったし、これからの巻き返しに期待したい。(アオケイ・長谷川記者)

閉じる

新着競輪ニュース

ニュースランキング

ニュース&コラムを探す

検索する
投票