倉田紘希は9連勝特別昇班を決めた2場所目の松山で優勝。1、2班戦を3場所走って着外は1回だけの勢いに乗るヤングではあるが、「自分なんで全然です。チャレンジのデビュー戦は地元の松阪でしたけど、7着、6着、4着でしたし、次の名古屋は6着、7着、7着だったはず。競走得点は64点でした。周りからはストレートでクビだなって言われたし、自分もそう思いました」と話す。

　何とかリカバリーして前期の競走得点は73点。「師匠の西村豊さんや岩見潤さんが練習メニューを作ってくれて何とかここまでになりました。今回は高校の先輩(岐阜第一高校)の永井清史さん、森川康輔さんと一緒で緊張します。自分はメンタルが弱いので…」とは言うが、メンタルが弱くて9連勝なんて出来るはずはない。本人曰く「超地脚」なら500バンクはお手の物？(アオケイ・伊藤博記者)