2021/06/05(土) 07:00 0 9
ここまでのルーキーシリーズは静岡、大宮ともに決勝で3着。大一番でしっかり結果を出すのが本多優だが、和歌山初戦は5着と不発に終わった。
「今日はとても緊張してしまいました。なにもできなかった自分が悔しいです。そして苦手な雨。この課題については克服しなくてはいけないと思ってはいるんですが、どうしましょう…。そうですね、てるてる坊主しかないですね(笑)」と、恨めしそうに降りしきる雨をみつめた。
だが、戦績を振り返ると初戦は毎回芳しくないスロースターターの本多。「そうなんですよね、初日は毎回勝手がわからず、様子を見てしまって。ただ、もう失うものはなにもないので、2日目は思い切って勝負します!」と気持ちの切り替えスピードははやい。
嬬恋村出身。故郷への思いは人一倍強い。「嬬恋村は本当に良いところなんです」と、レース後は“嬬恋村スピードスケートチームTシャツ”を身にまとった。そのTシャツの入手方法を聞いたところ「非売品なんです」とほほえんだ。嬬恋が生んだ“クールビューティー”は故郷愛とてるてる坊主とともに進化を遂げていく。(netkeirin編集部)