8月11日、京王閣競輪場で行われた大阪・関西万博協賛名輪会カップ(GIII・2日目)の二次予選(12R)は、差した芦澤辰弘(35歳・茨城=95期)が1着、芦澤をマークした杉本正隆(37歳・茨城=96期)が2着、4番手から捲った末木浩二(31歳・山梨=109期)が3着に入った。3連単は⑦-②-⑤で12,660円という配当だった。

　レースは後ろ攻めの竹内雄作(35歳・岐阜=99期)が打鐘で先頭に立って主導権を取り、先に斬った末木が4番手を追走、人気の北津留翼(38歳・福岡=90期)は7番手となる展開。前の中部勢と中団の関東勢の間が大きく空いて北津留にとっては厳しい展開となり、バックで仕掛けるも浮かされて不発に終わる。これに併せて捲った末木が直線で抜け出すと、番手の芦澤、3番手の杉本がゴール前でこれを交わしラインで上位独占が決まった。北津留は9着だった。