2025/03/14(金) 08:15 0 0
他のラインが出渋るところを見逃さず、ホームから車を持ち出しスパート。マークしていた井上将志は離れてしまったが、圧倒的なひとり旅で他の追随を許さなかった。初日予選の1着は2024年6月の伊東以来とあって気分はいい。
「吉田勇気さんが打鐘で待ったしチャンスと思ったので行きました。初日の1着なんていつ以来だろうってぐらいで覚えていないです。今、勝利者インタビューを受けたけど久しぶりすぎてどんな感じで答えればいいのかわからなくて父親に聞いたぐらいです」と同配分の父・寛幸を頼ったほどだ。
レースを見た寛幸は「1着を見られたし、もう思い残すことはない(笑)」と冗談めかしながらも息子の勝利に刺激を受けると、初日特選9Rは舘泰守に続き2着と善戦。相乗効果も相まって布居家は充実ムードだ。
「父にいいプレッシャーをかけられましたね。明日(準決も)先に上がって、プレッシャーをかけたいですね。お先にって感じ? そうですね(笑)」と翼も気合が入る。2日目の準決は翼が3R、寛幸が7Rを走り共に決勝進出を目指す。(netkeirin特派員)