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【前橋競輪】練習仲間の思いを背負って…渡邉直弥「この男の無念を晴らしにきました」

2021/06/03(木) 21:00 0 0

6月4日から前橋競輪場で「山口シネマ杯(FII)」が開催される。初日8Rに出走予定の渡邉直弥に話を聞いた。

 S級上位で活躍している渡邉雄太(105期)は、渡邉直弥の実の兄。見た目も話し方も全然似ていない。「会う人会う人みんなに言われるし、自分でもそう思います(笑)。雄太は自分の2コ上で、感性だけで走っている天才系。普段の練習でアドバイスを求めても、何を言っているか理解できなくて、あまり参考になりませんね(笑)」。

 そんな渡邉に今回の意気込みを聞いてみると、自分の着ているTシャツを指差しながら「この男の無念を晴らしにきました」と即答。

 この男とは、先日の前橋ミッドで落車してしまった仁藤秀のことで、現在は前橋市内の病院に鎖骨骨折で入院中。「仁藤は高校の後輩で練習仲間。あの前橋は優勝するチャンスだったのに、ほんとツイてないですよね。ここに来る前は病院に寄って顔を出してきたし、今回3日間はアイツの思いを背負って走ります!」。(アオケイ・長谷川記者)

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