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【PIST6】木村直隆「PIST6で自力を出しているから競輪でもタテを出せる」

2023/07/13(木) 22:00 0 0

千葉の「TIPSTAR DOME CHIBA」で13日から「PIST6 Championship」の「セカンドクォーターラウンド13」が開催されている。2日目5Rの準決勝Bに出走予定の木村直隆に話を聞いた。

「PIST6では先行捲りで走りたいと思っている」と語る木村直隆

 今期は降級しA級1班となったが、4月の小田原記念初日には65万(3連単)を超える高配当。6月の向日町GIIIの2日目では17万(3連単)を高配当を演出。この2つとも自ら捲りを決めての高配当(小田原はラインの3番手で自ら捲りを放った)。

 現行競輪でタテ脚を発揮出来るのもPIST6のお陰だと話す。

「PIST6では先行捲りで走りたいと思っている。それをしているからこそ(現行競輪の) レースでタテを出せている」

「ここ(PIST6)では自力を出したいと思っているからこそ、強い選手の後ろのコースだったりするとマークを外すべきかどうか自分の中で葛藤しちゃうんですよね(苦笑)」

 確かに、YouTubeなどのコメントで『なんでマークを外して力勝負に!?』といったコメントは目にしていた。

 PIST6は単騎戦ということもあり、選手は自由にレースを走れる。現行競輪とは違いラインの概念のないここでは木村は自力選手として戦っている。木村のPIST6でのレースを見ていると若手以上に積極的な走りをしており、正に『魅せるレース』のひと言。

「競輪では穴を出してしまったことで、捲りの決まり手が差しよりも多くなってしまった(苦笑)。これからは差しの方を多くしないとね。前期は勝負駆けも成功して来期はS級復帰の予定。今期はA級の流れに慣れすぎないようにしないと」と今後に向けての意気込みも話してくれた。

 1次予選は先行態勢に入るも畝木聖にカマされ、追っての2着。2次予選は佐藤幸治の捲りを追っての2着で準決勝に勝ち上がった。2次予選後には「佐藤幸治君に付いていくと決意して千切られてしまった…」と悔しげ。

 そして迎える準決勝は1次予選同様の1コーススタート。最多Vの掛かる堀江省吾に1次予選も戦った畝木聖が相手。どんな立ち回りを見せてくれるのか楽しみだ。(アオケイ・宮本記者)

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