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【前橋競輪】今節のレース展望!

2023/07/09(日) 11:00 0 8

前橋競輪「ウィンチケットミッドナイト競輪(FII・ガールズケイリン)」は10日、初日を迎える。今節の見所は以下の通り。(町田洋一)
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アイドルレーサーの南円佳

 長らくS級で活躍して、良い先行を魅せていた金子哲大だが、今期は無念のA級落ち。年齢的にも34歳になり、脚質にも迷いが出てくる頃。オールラウンダーになるのがベストだと考えるが、誰もが古性優作と同じ芸当ができるわけではない。

 近況のS級戦では人の後ろも回っていたが、必ずしも結果が出ていたとは言えず、再度、自分を見つめ直すには良い競輪かも。

 基本は自力で戦い、東京の若手(樋口開土長谷川飛向山本修平)が同乗のケースは番手を回る。こうした埼京ラインの結成の時は、西村行貴は東京の後輩の番手を回らず、1車、金子哲大を噛ませるだろう。

 北日本ラインは工藤政志がA級落ち。派手さはないが、S級優勝の経験もあり、タテ脚は鋭い。三浦翔大比佐宝太をアシストする。金澤幸司も決勝進出は可能で、ラインを厚くしたい。

 南関ラインは、器用さのある金野俊秋が主軸。巨漢であるが、何でもこなせるセンスがあり、当地も強い。岩手で選手になったが、すっかり千葉のイメージがついてきた。ガード役は同県の成清謙二郎出澤拓也。先行の先生の坂木田雄介も予選は確実に突破する。

 地元の1班は中島将尊前橋ドームの親王牌で勝利した実績もあるが、あの頃がピークと言われても仕方ない。まだ28歳だし、再ブレークして欲しい。

 遠征は小笹隼人の自力勝負に中部近畿で西村豊の連係。ツボにはまれば小笹隼人の捲りも面白い。新鋭末廣快理も、6月開催の弥彦で優勝。普段は先行オンリーだが、狙っての捲りも決まり始めた。

 ガールズケイリンは実力者の荒牧聖未が優勝候補の筆頭。パールカップ(GI)でも優出しており、一時のスランプを脱出。先行はないが、このメンバーなら楽に好位を確保。自然と捲りが決まり、他を寄せ付けない。

 新鋭の畠山ひすいは強力な同型不在で、ペース駆けも可能。6月開催は追加だったが好走している。マーカーのイメージの荒川ひかりも安定感はある。アイドルレーサーの南円佳も、高松宮記念杯のイベントで、大レースでの活躍を約束した。1着は少ないが、決勝進出を外していない。

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