2023/06/29(木) 19:45 0 18
成田和也が10年ぶりの記念Vと言うのには驚いた。あれだけの選手だし、もっと獲っていても良いが、北日本では佐藤慎太郎、守澤太志に続いて“第3の男”。違う機会に書こうと思っているが、成田和也が九州に移籍したら、若手先行選手が、もっと伸びると思う。
さて、伏見俊昭に、最後に記念を獲ったのはいつ? と聞いてみると「2011年の震災の時に岸和田の全日本選抜(GI)を優勝しているけど、記念はいつが最後だったかな。友和に行ってもらい優勝した函館記念だから、確か同じ年だったと思う」。
もう死語になったが伏見の愛称は“競輪界のプリンス”。その頃は独身貴族だったし、ピッタリの言葉だった。
現状は「もう47歳だし、疲れが寝ても抜け切れない。こうやって共同会見を待っているのも、立っているのは辛いからね(笑)。成田は俺の3つ下だけど、ああやって大活躍しているのは凄いと思うよ。俺は、いっぱいいっぱいのところで走っているので」。
全盛時を知っている身としては、苦しんでいる伏見俊昭は信じられない。だが、哀愁ある中年・伏見俊昭も、それはそれでカッコ良い! (町田洋一)