今期は85・7の競走得点を持っているが、失格を2回していて、そのマイナス点6を引くと79・7点。これではA級3班に降格の危機。来期もA級1班なので二階級降班のピンチ。

　本人に確認すると「今日(準決)2着までに入って決勝に乗っていれば、点数アップでまだ(A級2班に)残留のチャンスはあったけど、3着では…。前走の伊東競輪の予選6着が痛かった。周りは『帰ったら』とか言ってくれたけど、帰ったところでどうにもならないから。自分の目立てでは80・5点が(A級2班)残留のボーダー。次の高松競輪ミッドナイトでどこまで上げられるのか。上げられても80・3までかな。まあ自分の仕事をした結果の失格だから」とサバサバと話してくれたが、80・5点がボーダーと決まったわけではない。

　望みを繋げるためにも、今期残りの4競走で好結果を残し競走得点を上げて吉報を待ちたい。(アオケイ・伊藤博記者)