2023/05/19(金) 19:50 0 12
宇都宮競輪の「開設74周年記念 宇都宮ワンダーランドカップ争奪戦(GIII)」が19日に2日目を開催した。二次予選10Rを走った窓場千加頼に話を聞いた。
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ここはS級S班の松浦悠士に人気が集まる一戦だったが、窓場が力強い先行でそのまま押し切った。
普段は位置取り重視の自在戦が多いが、久しぶりに長い距離を踏み切り「松浦さんに胸を借りるつもりで先行でもまくりでもドンと行きたかった。力勝負ができてよかったです」と値打ちのある1着を喜んだ。
前場所の大垣FIを完全Vで制するなど近況は充実著しく「同期の神田(紘輔)さんと一緒に練習していいアドバイスをもらっていること、あとは3場所前の富山から使う新車の感じがいいからですかね」と好調の要因を明かす。
今回は図らずして、メンタル面の強化も遂げた。場内のトークショーに京都の大先輩である村上義弘氏が訪れていたからだ。たとえ引退しても偉大な先輩の存在は大きく、ふといるだけで気が引き締まるというもの。
「ウォーミングアップの最中にすれ違ったんです。お顔を見るだけで緊張感が増しました。しかもこの間の久留米でもトークショーでいらっしゃっていて。おかげで気合が入りました(笑)」
準決も勢いをキープし決勝進出を目指す。(netkeirin特派員)