2023/05/03(水) 19:45 0 19
10Rに行われた特選競走は、新山響平の3番手捲りを守澤太志がきっちり抜いて一番人気のワンツーだったが、レースはかなり激しいものになり、両者共に疲れ切った表情でインタビューゾーンに現れた。
新山は「勢い的に(山田庸平に)出られそうな感じがしたので、早めに引いて巻き返そうと。そこの判断はよかったです。ただ、乗っている感じはパッとしなかったですね。ダッシュした時に重く感じたので、体とかいろいろいじって修正します」とのこと。
1着の守澤は新山以上にキツそうで、「ずっと引きずり回されていました。僕自身の状態は前回よりだいぶマシになったけど、とにかく新山君が強すぎて、調子がどうとか考える余裕はなかったです。ペースが上がったところで荒井(崇博)さんに入られかけたし修正する部分はありますね」。
どちらも今日のレースに満足している様子は一切なく、反省点や修正点を口にしたが、これはもちろん高いレベルでの話。
役割分担がしっかりしているこの2人の連係はお客さんからの信頼度もかなり高いし、将来的には脇本雄太-古性優作を上回る最強ゴールデンコンビになる可能性も秘めている。(アオケイ・長谷川記者)