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【瀬戸の王子杯争奪戦】前走GI初決勝を経験の村田雅一「翌日は寂しくなった」

2025/03/06(木) 19:30 0 4

玉野競輪では「瀬戸の王子杯争奪戦(GIII)」が6日に初日を迎えた。10Rの一次予選を走って2着の村田雅一に話を聞いた。

「なんだか翌日は寂しくなって。結婚式が終わったあとみたいな感じ(笑)」と話す村田雅一

 初日の村田は目標の窓場千加頼が8番手に置かれて絶体絶命の大ピンチ。最終2コーナーから浮いた原田亮太の外を捲り上げるも、上田尭弥も併せて外へ持ち出す。しかし、窓場は外々を力強く捲り切って、村田が食い下がり『2車単1.6倍』の人気に応えた。

「千加頼は(原田亮太の)内を行くと思ったら、外。内に差し込み転けそうになりつつ、何とか千加頼の捲りに追い付けた。前回(全日本選抜競輪)の二次予選で千加頼の3番手で付いて行けたのが大きく、気持ち的に余裕が出てきた。今日も自分たちが売れているだろうと、飛べない緊張感がある中だったので良かった」と安堵。

 脇本雄太のグランプリスラムで幕を閉じた今年最初のGI・全日本選抜競輪では、近畿勢が大活躍。村田自身も初となるGIの決勝を経験して「脳汁が出た」というほどの高揚感を味わった。

「なんだか翌日は寂しくなって。結婚式が終わったあとみたいな感じ(笑)。ああいう舞台でまた走りたい気持ちが出てきた。次走のウィナーズカップに向けても、もっと状態を上げていけたら」と、モチベーションは上昇中。おごることなく高みを目指して前進あるのみだ。(アオケイ・八角記者)     

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