2023/05/01(月) 18:30 0 8
先日行われた久留米GIII決勝で熱い連係を見せた朝倉智仁と橋本壮史は、ともに横山尚則の愛弟子である。師匠はあのレースをどんな思いで見守っていたのか。
「いやー、あれは本当にすごかったです。2人とも覚悟を決めてやるべきことをやったように見えました。朝倉が先頭で力を出し切って、橋本も不慣れな番手戦だけど責任もって頑張った結果、3、4番手を固めてくれた2人も含めてワンツースリーが決まったんだと思います。僕がこう言うのもどうかと思いますけど、すごく興奮しました」
弟子の奮闘を見て、燃えないはずがない。今度は師匠がGIの舞台で気迫あふれる走りを披露するつもりだ。
「落車で膝を打撲したけどもう問題なく走れる状態です。自転車は廃車になったけど気持ちでカバーできるはず」と鼻息を荒くする。3月ウィナーズカップでは最終日の特別優秀で白星を挙げるなど3度の確定板入り。ここでも通用する力は十分にあるはずだ。(netkeirin特派員)