2023/04/28(金) 17:30 0 6
年に2回の代謝制度。前期は6月迄だから、代謝ボーダーの選手にとって胃の痛い戦いが続く。
これが詳しく分かるのが、Twitter名が、へぼたろさんの「競輪明るくない」。タイトルと違って、これが細かい制度にも熟知しているから我々記者や選手もよく見ている。元選手とか、関係者とか、色々と噂されているが、Twitterを見る限りは一般の競輪ファン。
ちょっと前まで、代謝人数の30位以内に入っていた川本隆史だが、最近の好成績で39位までジャンプアップ。それより69.86まで点数を上げたので70点まで、あと少しだ(同様のケースが千葉の和泉田喜一で70点をクリアした)。
ここで70点を取ってしまえば、完全にリセットされるので、最低でも1年半の選手生活が保証される。
川本隆史は「今期、30走しているので簡単に点数は上がらない。70点とか、代謝とか、あまり意識せず、まずは後輩の矢部駿人君に千切れない様に追走したい」。
この時期、競輪選手は算数と電卓の計算が上手くなると言われるが、川本隆史自身は、ポーカーフェイスで自然体を強調していた。(町田洋一)