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【前橋競輪】今節のレース展望!

2023/03/28(火) 19:15 0 9

前橋競輪「日本トーター・グリーンドームカップ(FI)」は29日、初日を迎える。今節の見所は以下の通り。(町田洋一)
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今節注目の清水裕友

 昨年までS級S班として赤パンを履いていた清水裕友。タイトルから遠ざかっているが、脚落ちした訳ではない。盟友・松浦悠士がいる限り、競輪界の頂点に君臨する日も近い。ホームバンクが前橋ドームと同じ短走路の防府だし、小回りバンクと室内ドームは得意と公言している。いつの日か、前橋競輪場で行われる親王牌で、優勝する姿を見てみたい。それだけの実力と人気もある選手だ。直前開催の別府ウィナーズカップは2連覇中だったが、選考から漏れた。その悔しさを今回ぶつけたい。

 番手は予選スタートになったが仕事人の同県桑原大志。時には清水裕友にも厳しく接する大人のマーカー。もちろん、桑原大志自身も、清水裕友と一緒に走る事が高いモチベーションになっている。

 地元のエースに成長した佐々木悠葵も今年は勝負の年だ。GIII覇者になり、今度は特別競輪の表彰台の真ん中に立ちたい。関東で渋い走りをやる武藤龍生がガード役。武藤龍生前橋育英高校出身なので、前橋は地元戦のつもりでいつも走っている。普通なら清水裕友とも連係が可能だが、原田研太朗は当分、単騎の戦い。この走りに賛否両論あるが、本人の強い意思だ。

北日本は幸せ配達人の飯野祐太が特選シード。ウィナーズカップも悪くなかったし、ワンチャン、穴を出すかも。南関は、ドームで優勝もある松坂洋平の自在戦で、新村穣が勝ち上がってくれば番手を回る。地元は佐々木悠葵の他に三好恵一郎田村真広、支部長の甲斐康昭の名前がある。

 A級戦は実力が拮抗しており混沌としている。初日特選は滝本泰行片山智晴の岡山コンビが人気になるが、田中孝彦が復調しており飯田辰哉との南関勢も魅力。予選スタートだが上遠野拓馬のパワーも魅力あり、特選シード組を破って完全優勝も可能だ。

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