2023/02/24(金) 15:15 0 10
高知競輪「読売新聞社杯全日本選抜競輪(GI)」は24日、2日目を迎えた。6Rの二次予選に出場した吉田拓矢に話を聞いた。
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「前から行きたかったので」と吉田拓矢は初手で前受けを選択。
S取り合戦を制して正攻法に構えたのは良かったが、「(前から2つめのラインが渡邉)雄太さんになっていたので、一番イヤな並びだなって」と不安を感じていたという。
別線が切って、切って、切っての上を吉田がドカンとカマしたが、神山拓弥が離れて渡邉がハマる最悪の展開になってしまった。それでも荒井崇博との3着争いをタイヤ差で制して、南関勢に次ぐ3着をキープ。辛うじて準決の権利をつかみ取った。
「出切るまでに思ったよりもモタついてしまったし、最後も抜かれているので…。自転車というよりシューズの微調整が必要かも。軽すぎる感じもあったので」
修正点を見つけながら難関を突破した意味は大きく、準決ではさらにパフォーマンスを上げてきそうな予感。前期S班の底力を発揮すれば、今年最初のGIで優出も可能だろう。(netkeirin特派員)