2023/02/19(日) 17:15 0 4
佐野恭太が学生時代に陸上競技で活躍していたのは有名な話で、今回改めて本人に聞いてみたら、ノリノリで答えてくれた。
「自分は400メートルの選手だったんですけど、本当にすごかったのは千葉の吉澤賢さん。あの人はオリンピックに出てますから(2004年のアテネ)。吉澤さんは400メートルハードルで僕とは別の種目でしたが、順天堂大学の1個上の先輩ということで、冬のオフシーズンの間はずっと練習パートナーをしていました。今はお互い競輪選手をやっているけど、僕からしたら神様みたいな存在ですね」
日本代表クラスの練習パートナーなら佐野も十分すごいはずだが、「やっぱり上には上がたくさんいるんです。僕の400の自己ベストは46秒93だったんですが、トップの人はみんな45秒台が当たり前。代表レベルには全然達していなかったし、日本で20番とかそれくらいの選手でした」。
個人的に競輪の世界にも年に一度の大運動会があったら面白いのに…と思っているが、もし実現すれば(絶対しないが)佐野はかなりの好成績を残すはず。初日のレースに話を戻すと「僕は常に実年齢より15歳若いと思って生きている人間。今が43歳だから、そこから15引くと…28歳! まだまだ若僧ですね(笑)。初日の対戦相手は20歳の子(中山遼太郎)みたいだし、同世代の選手になったつもりで真っ向勝負します!」。(アオケイ・長谷川記者)