2023/02/03(金) 17:45 0 5
二次予選は平原康多と山田英明との3分戦。失礼を承知で言えば、いわゆる“アテ馬”だ。番組の思惑も晝田を駆けさせて、平原なり山田なりがどう動くかがポイントだったはず。レースは予想通りに晝田が赤板から出切って風を切ったが、最終バック手前でアクシデントが発生した。
晝田の3番手の室井竜二と外併走していた山田が、内を差した平原と接触して平原が落車。そこへ中川貴徳と園田匠が乗り上げた。山田も勢いを欠き着外に沈み、晝田マークの師匠・柏野智典が1着、晝田も2着に逃げ粘った。
「メンバー上、自分が先行する流れだっただろうし、自分がダメでも柏野さんらがせめて勝ち上がってくれたらって思いで先行しました。初日もそうでしたけど奇跡ですね」
初日の5R一次予選も本線に推されていた菊池岳仁が落車し、晝田のラインに展開が向いた。アクシデント続きとはいえ、準決まで勝ち上がった事実は大事にしたい。
「奈良は以前からバンク相性がいいんです。状態も最近の中ではいい方。こういうこともあったし準決もしっかり駆けます」といつも通りの積極戦を誓った。(netkeirin特派員)